手足に力が入らないといった症状があると上手に箸を使えなかったり、ものを持っても落としてしまったり、歩きにくくなったりします。原因には、脳や脊髄の病気、末梢神経の病気、筋肉の病気など様々なものがあります。MRIを撮っても原因のわからない病気もたくさんあります。脳神経内科では、診察をするだけで、おおまかな障害部位を特定し、適切な検査により診断・治療を行います。

特に、急に体の片側の手足が動きにくくなったり、顔つきが変わったり、ろれつが回らないときは、脳卒中の可能性もあるので、なるべく早めに受診されるようお勧めします。早く治療を開始することで、後遺症を少なくできる可能性も高くなります。