けいれんとは筋肉が、勝手に収縮してしまう状態です。けいれんと聞くと全身けいれん＝てんかんを思い浮かべる方が多いと思いますが、全身けいれん＝てんかんではありません。全身けいれんを起こす可能性があるてんかん以外の緊急を要する病気としては、薬物中毒、血糖や電解質の異常、心臓の病気、脳卒中・脳炎などがあります。

一方、全身けいれんではなく、「片方の手足、顔だけがつっぱる、けいれんする」、「手足が一瞬ピクっとなる」、「筋肉がピクピクする」、「足がつる」といった軽い症状を指して、けいれんと呼んでいる場合もあります。
これらの症状は脳～脊髄～末梢神経～筋肉とあらゆるレベルの病気で起こる可能性があります。

けいれんと一口に言っても、それぞれの原因によって対処法が変わります。
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