頭痛
頭痛
頭痛はよくある症状の一つです。
風邪を引いたとき、冷たいものを食べたとき、お酒を飲んで二日酔いになったときなど、生活のあらゆる面で頭痛は起こります。しかし、中には重篤な疾患を原因とするものもありますので、迅速な診断と的確な治療が必要です。
頭痛は、頭蓋内の痛みを感じる受容器が、血管の拡張や精神・筋肉の緊張、炎症や出血など何らかの刺激を受けることによって起こるとされています。
頭痛以外に特に目立った症状のない「困った頭痛」の一次性頭痛(=慢性頭痛)と何か病気があってその症状の1つとして頭痛がみられる「怖い頭痛」の二次性頭痛の2つに大きく分類されます。
一次性頭痛の場合は、痛みをコントロールすることが大事だと考えていますが、薬の使い過ぎによる薬物乱用頭痛という概念もあります。適切なタイミングで適切な薬を使うことで日常生活の質を改善できればと考えています。どんな頭痛でも一度ご相談ください。
この症状で考えられる疾患
一次性頭痛(慢性頭痛):片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛など
二次性頭痛(他の病気が原因でおこる頭痛):くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍、髄膜炎、脳炎、脳血管障害、頭部外傷、三叉神経痛、頚椎症など